【食】赤福
毎月1日のお楽しみは、赤福の朔日餅。(前回記事はコチラ) 2月、3月、4月、5月、6月、7月、8月と、今年は今のところ皆勤賞です。



8月の朔日餅は、八朔粟餅。見た目は、赤福餅にそっくりですが、全くの別物です。朔日参りの中でも、8月は特に重要な月。伊勢では、これを八朔参宮と呼び、外宮、内宮へ参拝し、五穀豊穣を祈るそうです。参宮のあと、稔った粟で作った餅を食べるのが、古くからの風習。その風習を受け継いでいるのが、この八朔粟餅なのです。白い餅にこし餡を乗せた、赤福餅と同じスタイルですが、こし餡は黒糖味。こっくりと深みある甘味が、とても美味しいです。滑らかな餅には、粟が混ぜ込まれていて、時々感じるプチプチ食感。お伊勢参りの歴史を知ってから食べると、より感慨深いです。
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