【食】大口屋
文政元年創業の、老舗和菓子店大口屋。(前回記事はコチラ)現在、創業200年記念菓として、特別な麩饅頭を、期間限定で販売しています。



大口屋の看板商品と言えば、餡麩三喜羅。山帰来の葉で包まれた、小ぶりの麩饅頭です。この餡麩三喜羅をアレンジしたものが、創業200年記念菓の、あんぷシリーズで、7月下旬まで販売されているのが、あんぷれもん。レモン味の餡麩三喜羅などと、簡単に言ってはいけない、本当に良く出来た、夏の麩饅頭です。クチナシで黄色に色付けされた生麩の皮生地が、レモンを表現。中の餡は、滑らかな白餡で、細かく刻んだレモンの皮が、混ぜ込まれています。レモンと言っても、酸味はさほど感じず、主張するのは、爽やかなの香りと、レモン皮のほろ苦さ。他では絶対まねの出来ない、老舗の業を見せつけた、とても美味しい麩饅頭です。
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